【車】台風対策は事前の準備が大事|ガラス・傷・横転などから守る方法

サテスル!Labo 編集長
近年、今まで上陸していなかった地域にも大型の台風が直撃するようになり、全国どこにいても危険や不安があります。
暴風が吹き荒れることもしばしばあり飛来物によってガラスが割れたり車が破損してしまったりすることも頻発しています。
この記事では、
✅自動車保険によっては補償がない場合も!?
✅台風の達人~沖縄の方の対策方法とは?~
という内容をシェアしていきます。
しっかりと車の台風対策を行って安全に過ごしましょう◎
目次
車の台風対策 [ガラス] [横転] [傷]
近年の台風関連のニュースではよく目にする車がいともかんたんに飛ばされて横転していたり傷だらけになっている映像です。
大切な愛車が乗れなくなったり傷だらけにならないように事前に対策をしておきましょう◎
台風対策~ガラス編~
一番被害を受けやすいのは大きな面積のフロントガラスです。
硬い物が飛んできた時にすぐに割れてしまいます。
フロントガラスやサイドの窓が割れてしまうと雨風が車中に入ってきてシートはびしょ濡れになり電気系統も壊れてしまう可能性があります。
割れたり壊れたりすると修理に何十万円も掛かったり最悪の場合、廃車にせざるを得ない可能性があるので対策が必要です。
[車 フロントガラス対策]車にカバーを掛けておく
裏起毛タイプの車用カバーの場合、しっかりと窓を守ってくれます。
しかし大きいモノが飛んできた場合などは守り切れない場合があるので、自作になりますが段ボールなどをガラスの大きさに切ってカバーを掛ける前に貼り付けておくのも効果的です◎
台風対策~横転編~
近年の台風速報でも流れるように、車は暴風によっていとも簡単に横転したり飛ばされたりします。
「またまた、飛ばされるのは重さが軽い軽自動車だけでしょ?」
と思ったあなたは危険です…。
2018年8月28日に発生し、9月4日に日本に上陸した台風第21号は4tトラックさえもいとも簡単に横転させてしまうほどの暴風で乗用車などはまるでミニカーの様に滑っていました。
あんなにも大きな車体が自分に向かって猛スピードで近づいてくるなんて想像するだけでも恐怖です…。
横転しないための対策としては
[車 横転対策①]台風接近時に運転をしない(基本)
[車 横転対策②]台風接近時に橋など風が吹き抜ける場所を渡らない
[車 横転対策③]駐車する場所は真横に壁がある所が良い
①の台風が近づいている時に運転は言語道断です。
仕事などで仕方なく運転している場合でも、通過時には絶対に停車してピークが過ぎるのを待ちましょう。
②の橋など風が吹き抜ける場所を通らないのも重要です。
平成30年台風21号の場合、大阪を直撃した際に大きな川「淀川」を走行していたトラックが滑りながら横転しました。
また、高速道路で走行していたトラックも身の危険を感じ路肩に停車していました。
風が吹き抜ける場所だった為、トラックが滑り道路外へ転落しそうなまでに傾いたのですがちょうど電灯があり事なきを得たという事例もあります。
重量のあるトラックですらカンタンに飛ばされてしまいますので要注意です。
台風対策~傷編~
台風のせいで傷がつくことは非常に多いです。
✅三角コーンが飛んでくる
✅缶やペットボトル、ごみなどが飛んでくる
しかし、周りに飛ぶものがないとしても見えない所から飛んでくる可能性があります。
マンションなどのベランダに置いている物なども平気で車に向かって飛んできます。
様々なことを予想・予測して準備しておきましょう◎
台風が来る前までに行っておくこと
台風が来てしまってからでは対応が後手後手に回ってしまうので、用意する物があるなら晴れてる日や本格的に近づく前に行っておきましょう◎
自動車保険を確認しておく
自動車の任意保険を必ず確認しておきましょう。
保険内容によっては自然災害は補償対象外ということもあります。
もし、台風のせいで車にキズがついてしまった場合に全額実費…という悪夢になってしまいます。
万が一保険に加入していない場合にはこの機会に加入しておくことを強くおすすめいたします。
安全な駐車場へ移動させておく
青空駐車場は飛来物の危険があるので避けた方が良いでしょう。
また、外でも安全そうな場所ならOKですが、
✅看板が近くにあったり真上にクーラーの室外機がある
✅飛びそうな物が点在している(ゴミ箱・自転車・植木鉢など)
といった場合は注意が必要です。
ベストは屋内駐車場ですがいきなり言われても難しいですよね。
今のホームセンターなどはコインパーキング化しているのでそういった所に停めるのが良いでしょう。
24時間最大料金としている所がほとんどなので地域によっては安く停めることが出来ます。
車の修理となったら何万円も掛かりますので安全を優先した方が良さそうです◎
猛烈な台風で車が水没しそうになった場合の対策
台風などの大雨時にアンダーパス(高架橋の下など)を通る際には要注意です。
谷底の形状になっているので冠水しているのが見えず、そのまま突っ込むとフロントグリルが取れてしまったり、最悪水の重みに抜けれずに車が停止します。
水の重みなどで止まってしまう程の水位の場合、まずドアを開けるのが非常に困難です。
人も力では開ける事が出来ないほどの水圧が掛かっています。
どんどん水位は上がってきてでもドアは開かない…。
となった場合には、止まってすぐにパワーウィンドウを開けて外に出ましょう。
濡れてしまう…などと考えてる余裕はいっさいありません!
すぐに行動に移しましょう。
また、パワーウィンドウが壊れていたり窓が開かない場合には窓を割るしかありません。
その場合には脱出用ハンマーがあればカンタンに窓を割って脱出することが出来ます。
ヘッドレストの支柱部分を窓の隙間にはめててこの原理で割る方法もありますが、非常時に冷静に出来るか不安なので脱出用ハンマーを一つ車に常備しておく方が安心です。
そこまで価格も高くないので1本車に積んでおくだけで安心できます。
沖縄ではどの様に車の台風対策をしている?
沖縄の方は台風が発生した段階で準備を開始します。
毎年のように台風の被害を受ける沖縄の方も基本的には他の地方の方と対策は同じです。
違う点と言えば
✅抜け目なく準備をする
ということでしょう。
✔飛来物がありそうな所に車は置かない
✔窓ガラスには養生テープを貼る
✔窓の下部レールには給水シート(ペット用)を貼ることも
✔ガソリンを満タンにしておく
✔食料の備蓄や電気(懐中電灯や電池)の確保をしておく
といった準備をしっかりと抜け目なく行っています。
これは台風に慣れた方と慣れていない方の環境の違いとも言えますが、近年どの地域にいても台風が直撃するリスクがあります。
備えあれば憂いなしなので他人事と思わずしっかりと準備をすることが被害を最小限に抑える秘訣です。
【車】台風対策は事前の準備が大事|ガラス・傷・横転などから守る方法のまとめ
台風は毎年必ず発生します。
近年、温暖化などで異常気象が続いていますので、例年通りのルートを通ることが少なくなってきました。
日本中どこにいても台風は直撃する可能性があるので他人事と思わず、しっかりと台風対策を行うようにし、準備を整えておくことが重要です。
ネット業界に携わり、はや15年目のサテスル!Labo編集長。世の中の便利グッズやお役立ち情報を世に広めるマイスター。一児の父。