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【新常識】お盆玉の相場はいくら?ポチ袋やお返しなどは何がいい?を解説!

【新常識】お盆玉の相場はいくら?ポチ袋やお返しなどは何がいい?を解説!

執筆者:斎藤 傑

サテスル!Labo ライター

毎年お盆には家族と義実家へ帰省している28歳。帰省ラッシュど真ん中で移動を経験している為、その経験をもとにシェアしています。

 
お年玉ならぬ「おぼんだま」知ってますか?

そうです、夏のお小遣いとして今流行り出し、徐々に定着しようとしている習慣です。

テレビでも話題に取り上げられることもあり、帰省した時にそれに乗っかって用意されていた…なんて事も多いようです。

この記事では

✅お盆玉の由来は?いつから始まった?
✅お盆玉の年齢別相場の紹介
✅ポチ袋は?祖父母へのお返しは何がいい?

といった内容をシェアしていきます。

出来ればあげたくないですが…逃れられない方は参考にしてください。

お盆玉の由来は江戸時代にあった

お盆玉の由来は江戸時代
そもそもお盆玉は山形地域が由来と言われています。

江戸時代、丁稚奉公として働いていた者がお盆に実家に帰る際にお金ではなく食べ物や下駄などを与えていました。

おこづかいとしてお金を与えるようになったのは昭和初期になってから。
その頃になると奉公人だけでなく子供にもお小遣いとして与えるようになりました。

現在ではマルアイという山梨県の包装品メーカーが先駆けとなりお盆玉袋を全国の郵便局と協力して販売を開始し、お年寄りを中心に徐々に認知度が高まってきたという訳です。

お盆玉の年齢別相場

親世代からするといい迷惑かもしれませんが、おじいちゃんやおばあちゃんからすると可愛い孫の喜ぶ顔が見たい、そして子供からするとお小遣いが貰える喜びがあります。

親族がどうしてもそういう流れになってしまっていたら避けようがないので下記相場表を参考に金額をどうするか決めておきましょう。

就学前幼児 500円~1,000円
小学生 低学年 1,000円~2,000円
小学生 高学年 2,000円~3,000円
中学生 3,000円~5,000円
高校生 5,000円~10,000円
祖父母(義父・義母) 5,000円~10,000円

しかし、お年玉と違ってあげないことがマナー違反という訳でもありません。
強制力はありませんのでご自身の余裕のある範囲で決めることが重要です◎


ポチ袋・祖父母(義父・義母)へのお礼は必要?

ポチ袋・祖父母(義父・義母)へのお礼は必要?
お盆玉は新しい文化や風習ですのでどの様にするのが正しいのかが分かりません。
ここでは、どのように対応すれば良いのかをまとめています。

ポチ袋はあってもなくてもOK

ポチ袋はなくてもOKです。
ポチ袋なしで渡す場合には、用途などを書いてあげるのも良いでしょう。

例えば「おこづかい」「えほん代」「文具代」「おもちゃ代」などです。

甥っ子や姪っ子にあげる場合、無駄遣いしないように用途を書いてあげると渡された親の方もその用途の範囲なら好きなものを買っていいよと言いやすくなります。

おじいちゃん・おばあちゃんへは何かお礼を

自分のこどもに対してお盆玉を戴いた場合にはお礼をすることがマナーです。

✅義父母にも2人合わせてお盆玉や滞在費を渡す
✅お菓子などを買って渡す
✅滞在中に外食に連れて行ってあげる

 
マナーなどに厳しい家庭であれば、あとで文句を言われないようにお礼状をお菓子を送るのも良いでしょう◎

迷惑な文化を増やされて困る…と思ってしまうかもしれませんが、相手のことを責めることは出来ませんので、受け入れつつうまくやっていくしかないでしょう。

ちなみにおぼんだまを快く思っていない方もちらほら↓

嫌だな…と思っている人も多くいるようですが、楽しみにしている人もいます。
親族に甥っ子姪っ子がいる場合には「お盆玉は無しで」という取り決めをしておくのも良いかもしれませんね◎


【新常識】お盆玉の相場はいくら?ポチ袋やお返しなどは何がいい?を解説!のまとめ

新しい夏の習慣「おぼんだま」

おぼんだまの金額の相場は

就学前幼児 500円~1,000円
小学生 低学年 1,000円~2,000円
小学生 高学年 2,000円~3,000円
中学生 3,000円~5,000円
高校生 5,000円~10,000円
祖父母(義父・義母) 5,000円~10,000円

大人からすると「ふざけるな!」「何てことしてくれるんだ!」といった方も多いかもしれませんが、どうしてもこの習慣から逃れられない方もいると思います。

この新しい文化に巻き込まれた場合の最終手段としては「帰省をしない」という手もあります。
何かと理由をつけて帰らないという手もありますが、さすがに嘘をついてまでだと何処から話が漏れるか分かりません。

どうしても帰らないといけない&お盆玉を用意しないとダメな場合には諦めて出来るだけ低い価格設定で乗り切りましょう!

参考:2020年のお盆休みの期間と帰省ラッシュついて解説

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